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初心者 得するノウハウ

【当てはまる人は要注意!】あなたの画力の上達を妨げるNG行動3選

この記事はこんな方におすすめ

  • デッサン・イラスト力を上達させたい!上手くなりたい方
  • ずっと絵を描いているのに上達できていない方

「描き続ければ必ず上達する!」
そう思ってずっと継続して
絵を描いているのに、
なかなか画力が上達しない…
憧れの画風やイラストレーターを
真似したり勉強もしているのに、
なかなか上手くならない、
コツや実感が掴めない…

そんな貴方は実は
画力UPや上達を妨げる

とあるNG行動を
しているかもしれません。

NG行動に当てはまっている方は
要注意です!改善してください!

逆に言えば、このNG行動を
改善するだけですぐに上達するとも
言えます。
画力を上げたい方は必見です。

※目次からリンクが飛べるので、好きな項目までスキップしてください。

NG

この行動をしている限りデッサン力に限界が...。画力上達を妨げる行動3選!

 貴方の画力UPや上達を妨げている
NGな行動を3つご紹介します。
実はNG行動をしてしまっている人の割合は

非常に多いのですが、気づかないまま
デッサン・絵の制作に没頭しているため
上達まで異常に時間がかかったり
今以上のレベルアップが
出来なくなっています。

当てはまっていないか
チェックしてください。

1:画面や紙にかじりつく様に顔が近づいていって、猫背な姿勢で絵を描いている

絵を描くときの姿勢

アナログの場合はこんな姿勢で集中すると顔が
どんどん紙に近づいて行っていたり

nekoze

デジタルの場合はこんな風に画面に
椅子や顔がどんどん近づいていってしまう

この様な姿勢で絵を描いている方は
要注意です。

これは視力が低下するとか、
姿勢が悪くなって
見た目にも影響するとか
そういう問題も勿論ありますが、
それ以上に絵そのものに
悪影響を及ぼしています…。

siseiwarui

アナログでもデジタルでも
顔が制作中の絵に近づいていく人は
正しい姿勢に今すぐ直してください。
人体への悪影響もそうですが
絵への影響が凄まじいです。

理由は後ほどの項目で
説明しますが、必ず正してください。

2:細部を集中的に描き込みすぎて全体感を見て進めない

書き込みバランス-01

例えばですが、人の絵を描いている時
先に目から集中的にどこまでも描き込んだり
髪の毛を集中的に塗り進めて他が手付かず...。
この様に、描き込みの進捗具合が
パーツごとで差が激しい進め方
していませんか?

この進め方やっている方で
上手く絵を描ける人も中には
居なくもないですが、
正直オススメできません。

理由は後ほど説明します。

書き込みバランス-02

hikaku

どんどん描き込んでいきたい
気持ちは痛い程よくわかりますが、
全体感の色味を決め、
アタリを塗ってから細部は進めてください。

どこか一部だけが進みすぎている様な
制作方法は画力の上達を妨げている
可能性がかなりあります。
バランスの良い進め方に
見直してください。

3:どういう絵にするか行き当たりばったりで決めていない

とりあえず女の子の絵が描きたい!
イケメンの顔の絵が描きたい!
こんな風に思い立ったらすぐに
絵を描いてしまい、紙の中で
どの様な構成にするか練らず
いきなり人物でも風景でも絵を
描き始めてしまうのは要注意です。

練習や落書きとして絵を描くなら
それでも全然OKなのですが、
そういう動機(特に顔が描きたい)
衝動で描き始めた絵は
真正面を向いていてポーズが
無かったり、背景の事が
考えられていない事があります。

描きたい気持ちや原動力は
かなり大事なのですが、
まず一旦どんな画面にしたいのか
構成をイメージしてから
描き始めてください。

どうしてこれらの行動をやってはダメなのか

上の項目では、3つのやりがちなNG行動を
やめるべきですとお伝えしましたが、
どうしてそれがNGなの?ダメなの?
と気になってしまうと思うので、
なぜそれらの行動がデッサンや
絵の上達を妨げるのかきちんと
ご説明します。

1:画面や紙にかじりつく様に顔が近づいていって、猫背な姿勢で絵を描いている

nekoze

これらの姿勢は、目が悪くなるからだとか
姿勢が猫背になって見た目が悪くなる…
そういった弊害だけの話ではなく
絵の完成度に支障が出ています。

顔が絵に近づきすぎたり姿勢が悪い事が上達を妨げる理由

理由は、ズバリ言うと
客観的に絵の全体像を「観察できていない」から

まさに今描いている部分にしか
視線に気を配れていないから
顔がどんどん近くなっていくのです。

貴方が描いてるのは「目」や「顔」でなく
「イラスト全体」です。
そして、

絵の評価は「全体」で判断されます。
目だけが上手でも、体が下手なら
トータルで絵を評価した時に
評価は下がってしまうんです。

全体の完成度に気を配って進めたり
バランスを見る力は「観察眼」です。
顔が画面や紙に近づきすぎたまま
ガンガン進めてしまうのに、
いつのタイミングで全体像を
観察するのでしょう。

進捗の変化ごとにちょっとした事で
意外とすぐに狂っていくのが
イラストやデッサンです。

早い段階でデッサンが狂っている事に
気づければ、修正もすぐに終わるし
綺麗なパースを描けます。

ですが、部分的にしか目がいかないまま
集中してしまうと、後になって描き込んでから
『ラフでは気づかなかったけど
実は位置が変だった』
とか問題が起きた時にもう直しにくいです。

アナログの場合は特に
シャーペンや鉛筆、消した部分が
跡に残ってしまい、今から直しても
修正が効かない…なんて事にも
なりかねません。

姿勢が正しいかどうかは、
全体を観察できる位置で
作業しているかどうか
に繋がってくるんです。

MEN
そんな事ない!〇〇さんは
描く姿勢が悪いけど絵がうまいぞ!

こう思う方も沢山いると思います。
確かに姿勢が悪くても最終的に
整った絵に底上げするスキルを
持っている方もいます。でもそれは
時間もかかりますし、リカバリーに
大きな労力を使う
のです。

現時点で画力UPしている気配を
感じない方やスピードが遅い方は

騙されたと思ってでもいいので
まずは姿勢を正してください。

視力の低下予防にもなりますし
猫背でなく正しい姿勢なら
絵を描いていて首が痛くなったり
腰痛にもなりにくく、
集中力や作業効率が高まります。

2:細部を集中的に描き込みすぎて全体感を見て進めない

これも本当に良くやりがちなNG行動です。
なぜダメなのか?その理由は①姿勢が悪い事と
ほぼ同じです。

一部だけを集中的に描き込んで進める事が上達を妨げる理由

①と同様に
客観的に絵の全体像に気を配りながら
進めてないから

その配色は何で決めましたか?
これから塗る予定の他のパーツや
背景とバランスが崩れない
自信はありますか?

描いていて楽しい部分を
優先的に作業する気持ちは
痛い程わかるのですが、
絵は部分ではなく全体感なので
バランスよく進めながら
色は塗ってください。

書き込みバランス-02

頭でイメージした色合わせが
本当に絵の全体像でもマッチするか
怪しい
のに、一部分を進めすぎると
後からこの部分の色味どうしよう…となり
初めのイメージと完成品が全然
違う…なんて事も起きます。

全体でどこを何色にするかを
配色した後に描き込んでいった方が
時短につながりますし整いやすい
です。
※部分に時間をかけすぎて
全体がいつまでも完成しません...

風景画でも同じ事:一部ばかり描き込まず全体に手を入れる

風景

「遠近感」の演出をするにも
後ろの方ばかりを描き込んで手前の
描き込みが薄いままだと、
それだけでピントがおかしくなります。
完成イメージがなかなか定まりません。
風景画でも鉛筆デッサンでも
同じ事ですが、全体感を見比べて
常に雰囲気を掴んだ状態で
進めてください。

3:どういう絵にするか行き当たりばったりで決めていない

これについては理由を改めて
説明しなくても、なんとなく
想像できる様な気もしますが
どういう構図にするかを
まずは決めてから絵を描きましょう。

絵の制作が行き当たりばったりだとNGな理由

計画的に絵を進めないので
迷いが構図に出てしまい
やりたかった事が不明な絵になってしまうから

こちらは一例で
ブレイブ文庫という出版元で
連載されている、ラノベの表紙です。
(ガラクタ王子と覇竜の玉座)
作画:桑島黎音

公式からラフ画が公開されていますが
既にラフの段階から光の当たり方、
遠近や構図が定まっています。

Rough drawing

hyousi

最初の段階から何をゴールにして
絵を完成させたいのか、どんな風に
仕上げたいのかを決めて
からでないと
いいイラストは描けません。

構図を計画してから
制作に入りましょう。

まとめ

以上、画力UPや上達のために
意外と見落とされがちな
NG行動を3つピックアップしました。

お金もかからない上に
やって損する事ではありません。
初めは慣れなくても必ず
画力の向上・上達に
近づけますので、是非
改善してみてください。

まとめ:【当てはまる人は要注意!】あなたの画力の上達を妨げるNG行動3選

  • 画面や紙にかじりつく様に顔が近いていって、猫背な姿勢で絵を描いている
  • 細部を集中的に描き込みすぎて全体かんを見て進めない
  • どういう絵にするか行き当たりばったりで決めていない

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